[3章] 聖嶺鳳学園の日常 アルカナ・レゾナンス前編
- ラメンスキー

- 3月4日
- 読了時間: 13分

聖嶺鳳学園の日常 ~序列は戦略と共に~
聖嶺鳳学園 オカ研部室
「毎度~」
放課後の喧騒から切り離された旧校舎の一角。
オカルト研究部の部室から、低く、どこか他人事のような男子生徒の声が響いた。
東雲ツカサ。
2年生にして部長を務める彼は、学園内ではちょっとした有名人だ。
彼が操るタロットの的中率は、時に残酷なほど正確だと噂されている。
「次~~」
事務的な、しかし隠しきれない退屈さが混じった声が扉の向こうへ投げられる。
ギィ、と重い音を立てて扉が開き、一人の女子生徒が足を踏み入れた。
部屋の中は遮光カーテンで締め切られ、わずかな隙間から差し込む夕日が、宙に舞う埃を金色の粒子に変えている。
彼女は、部屋を支配する沈丁花のような重苦しい香りに気圧されながら、促されるまま木製の椅子に腰掛けた。
「それで、何が知りたいんだ?」
ツカサが顔を上げる。
その瞳は、彼女の表面的な言葉ではなく、その奥にある「本音」を物理的にまさぐっているかのような鋭さがあった。
女子生徒は思わず身構え、指先を膝の上で強く握りしめる。
「えっと……好きな人がいるんだけど。その人が、私の運命の人かどうか、占ってほしくて」
「……いいだろう」
ツカサは感情の読めない返事と共に、机の上にカードを広げた。
それは一般的な紙のタロットではない。
鈍い光沢を放つ、分厚いプラスチックのような未知の素材。
彼がカードをかき混ぜるたび、「カチカチ」と硬質な、骨を鳴らすような音が室内に響く。
「この中から一枚、直感で選んでくれ」
女子生徒は生唾を飲み込み、震える指先を差し出した。
運命を左右する一枚。
迷いの末、彼女は中央のカードを引き寄せる。
「それでいいのか?」
確認するツカサの声が、やけに遠く聞こえた。
彼女が小さく頷くと、ツカサは顎で「表にしろ」と合図を送る。
彼女がカードを裏返した瞬間
――心臓が跳ねた。
「ひっ……!」
そこに描かれていたのは、あまりにも写実的で、禍々しい「悪魔」の姿。
絵の中から腐臭さえ漂ってきそうなリアリティに、彼女は悲鳴を上げてカードを放り出した。
カードが机に当たって高い音を立てる。
「『悪魔』か」
対照的に、ツカサは冷徹な観察者の目でそのカードを見つめた。
「あ、悪魔って……そんな、悪い結果なの……?」
「……まあ、一般的にはな」
ツカサは細い指先でカードの縁をなぞり、淡々と告げる。
「意味するところは『執着』『誘惑』、そして『腐れ縁』。……運命の相手というよりは、お互いの精神を蝕み合うような依存関係、あるいは逃げられない快楽への警告だ。……身に覚えがあるんじゃないか?」
「つまり、運命の人じゃないってこと……?」
「いいや、そうとは限らない。ただ、今のままでは破滅に向かうと言っている。……そいつに対して、何か『嫌な予感』がしているはずだ。違うか?」
ツカサの言葉が、彼女の心の柔らかい部分を突き刺す。女子生徒は視線を落とし、しばらく沈黙した。
「……ないよ。そんなの」
絞り出すような声。しかし、その声は微かに震えていた。
「嘘をつくのは自由だ。だが、自分自身を欺き続けても、カードが示した結末は変わらないぞ」
「……分かってるわよ、そんなこと」
先ほどまでの期待に満ちた表情は消え、彼女の肩が力なく落ちる。その様子を見て、ツカサはわずかに口角を緩めた。
「まあ、タロットは可能性のひとつに過ぎない。一つのアドバイスとして持ち帰ることだ」
「……分かったわ」
彼女が席を立とうとした、その時。
ツカサが流れるような動作でスマートフォンを取り出し、画面を彼女の目の前に突きつけた。
そこにはバーコード決済の待機画面が表示されている。
「では、鑑定料としてSSPを50ptいただく」
「……えっ? ちょっと待って、ポイント取るの!?」
あまりに世俗的な要求に、彼女は呆気に取られた。
「当然だ。俺も慈善事業でやっているわけじゃない。対価のない予言は身を滅ぼすからな」
「何よそれ、聞いてないわよ!」
「掲示板の隅に書いてある。読んでいないのは…君の落ち度だ」
ツカサが差し出した薄汚れたチラシの端には、確かに米粒のような文字で料金規定が記されていた。
「……こんなの気づくわけないじゃない! 詐欺よ!」
「払わないなら、今の鑑定結果を全校生徒の個人端末に一斉送信する呪いでもかけようか?」
「っく……! 分かったわよ、払えばいいんでしょ!」
彼女は忌々しげにスマホを取り出すと、貴重な50ptを転送した。
彼女の顔が歪む。
「毎度。良い買い物をしたと思え」
「……なんか、最悪な気分。当たらなかったら承知しないんだから!」
彼女は逃げるように部室を飛び出していった。
一人残されたツカサは、受け取ったポイントを確認して小さく息をつく。
「……さて。次はどんなやつが来るのやら」
彼は再び、冷たいプラスチックのカードを無造作に混ぜ始めた。
「次、どうぞ」
女子生徒が去った後の、まだ微かに熱を孕んだ空気の中、ツカサは再び気だるげに声を投げた。
だが、次に開いた扉から聞こえてきたのは、依頼人の遠慮がちな足音ではなく、確信に満ちた低い笑い声だった。
「随分とアコギな商売をしているじゃないか。なぁ、ツカサ」
「……天城か」
ツカサの眉がわずかに跳ねる。
入ってきたのは、学園内でも異彩を放つ存在、リョウ。
そしてその後ろには、いつも一緒にいる桜庭ギンタではなく、どこか気圧された様子のハヤトが立っていた。
「天城君、この方が……?」
「オカルト研究部部長、東雲ツカサだ。俺の幼馴染だ」
リョウは断りもせず、ツカサのすぐ隣にある椅子に、まるで自分の玉座であるかのように平然と腰を下ろした。
「『幼馴染』は余計だ。……まぁ、否定はしないがな」
ツカサは不満げに唇を尖らせつつも、その表情には親しい者だけに見せる僅かな緩みが混じっていた。
「ハヤト、お前はツカサの正面に座れ」
「それは俺の台詞だ。勝手に仕切るな」
ツカサのぼやきを無視して、ハヤトはおどおどした様子で、怪しげな装飾品が並ぶ部室をキョロキョロと見渡しながら椅子に腰掛けた。
「……そういえば、天城。いつも影のように張り付いている桜庭はどうした? 珍しいじゃないか」
ツカサの問いに、リョウは目を細めて窓の外へと視線を投げた。
「ああ、ギンタなら生憎と別行動中さ。今頃は、三影ダイチという男を探し回っているはずだよ」
「三影ダイチ、か」
ツカサがその名に反応し、わずかに眉を寄せた。
「何か知っているのか?」
リョウが射抜くような視線を向けると、ツカサは不自然に目を逸らした。
「……いや、特には」
「随分と間があったな。ツカサ、隠し事か?」
逃さぬと言わんばかりの鋭い追及に、ツカサの額に冷や汗が滲む。
「い、いや……。少し、ゲームをしただけだ」
「ゲーム?」
「そうだ」
「で、どちらが勝ったんだ?」
リョウの端的な問いに、ツカサは苦虫を噛み潰したような表情で呟いた。
「……アイツが用意したゲームだ。当然、アイツの勝ちだ」
そのやり取りを傍らで聞いていたハヤトが、弾かれたように身を乗り出した。
「そ、そのゲームって……もしかして『フォールド・ストライク』ですか?」
「あ、ああ……」
ツカサは思い出したくもないと言わんばかりに目を瞑る。その耳たぶが、みるみるうちに赤く染まっていく。
「……僕も、そのゲームをやりました」
ハヤトもまた、恥ずかしさに耐えるように顔を伏せ、消え入りそうな声で白状した。
「……被害者は俺だけではなかったようだな」
どこか安堵したような、それでいて複雑な吐息をツカサが漏らす。
そんな二人を見て、リョウが記憶の断片を繋ぎ合わせた。
「ん? 先日ハヤトが言っていた例のゲームか。負けたら下着姿になるという……」
「そ、そう。東雲君も負けたってことは……」
ハヤトの視線が、ツカサの全身をなぞるように動く。
「……やめろ、それ以上言うな」
「なるほど。つまりツカサも、その姿にされたわけだ」
リョウが身も蓋もない結論を言い放つと、ツカサは鋭い眼光でリョウを睨みつけた。
「……天城、お前俺をおちょくっているのか?」
「はは、まさかな」
リョウは不敵に笑うと、ツカサの至近距離まで顔を寄せ、その耳元で囁くように言葉を紡いだ。
「だが――お前がどんなふうに無様に負け、どんな姿を晒したのか。それには非常に興味があるな」
「……お前も大概、変態だな」
底冷えするようなツカサの呆れ声にも、リョウは動じない。
「なんだ、知らなかったのか? この学園じゃあ、まともな奴ほど退屈なものなんだぞ」
「ああ、そうだな。……勝手に言ってろ」
リョウを相手にするのは無駄だと悟ったのか、ツカサは溜息をついてハヤトに向き直った。
「……ところで、君は?」
「あ、僕は宇田川ハヤトと言います」
「宇田川か。よろしく」
差し出されたツカサの手を、ハヤトは恐る恐る、しかししっかりと握り返した。
「お互い、ダイチに敗北した者同士……というわけか」
独りごちるリョウの言葉を、ツカサは鼻で笑って受け流した。
「ふん。それだけではないさ。……ところで天城。今日の本題は何だ?」
ツカサはリョウに向かって言うのであった。
オカルト研究部・部室
「はは。久しぶりにツカサの顔が見たくなった、というのも本音だよ」
「嘘をつけ」
ツカサは鼻で笑うと、再びハヤトに向き直った。
「……それで? お前はただの単なる見学か?」
「あ、えっと…………」
「何をしに来たんだ?」
「その、天城君の幼馴染の人が、どんな人なのかなって……」
「…………」
ツカサの瞳から温度が消え、室内の空気が一段と冷え込む。
気まずい沈黙に耐えられず、ハヤトの言葉が詰まった。
その時、リョウがふらりと手を伸ばし、机の上に無造作に置かれていた一枚のカードを手に取った。
先ほど、女子生徒の後にツカサが適当にかき混ぜていたものだ。
「急に何だ。」
「いや……何となくだ。」
リョウが指先で軽やかにカードを反転させる。
現れたのは、円環の中で踊る女神の絵――大アルカナ第21番、『世界』。
「……ツカサ。このカードの意味は?」
「『世界』。タロットにおける到達点であり、完成を意味する最強のカードだ」
「そうか。奇遇だな」
「そうだな。……何か企んでいるのか?」
「企むとは人聞きが悪い。俺はただ、調和を楽しんでいるだけだ」
リョウは満足げに笑い、カードを元の場所へ戻した。
その静かなやり取りを、ハヤトは息を呑んで見守っていた。
そして、意を決したように拳を握りしめる。
「あの……!」
ハヤトの鋭い声が、部室の静寂を破った。
「僕と、ゲームをしてください」
「……は?」
ツカサが、心底意外だと言わんばかりに眉を寄せる。
だが、ハヤトの瞳には、先ほどまでのおどおどした様子は微塵もなかった。
そこにあるのは、純粋で、まっすぐな「本気」だ。
「本気で言っているのか?」
「はい。今日は、そのために来ました」
「……断る」
「な、何で!?」
即答。
ハヤトが焦り混じりに声を上げるが、ツカサは冷淡に鼻を鳴らした。
「ふん。お前のような実力もわからん奴と勝負して、俺に何のメリットがある?」
「そ、それは……」
「天城。お前、確信犯だろう。こいつを連れてきたのは」
「ああ。ツカサとハヤト、どちらの力が上か。特等席で見せてもらおうと思ってな」
リョウは楽しげに背もたれに身を預ける。
「ツカサ、お前も随分とSSPを稼いでいるんだろう? ハヤトに勝ちさえすれば、失うどころか更なる利益が手に入る。悪い話じゃないはずだ」
「……それはそうだが」
「そうだ。ツカサが勝ったら、ハヤトのSSPにツカサが提示した倍率で支払ってやる。」
「本当か?」
その言葉に、ツカサの瞳が微かに揺れた。
「利益」という言葉が、彼の現実主義的な部分を刺激する。
「どうだ? ハヤトとゲームをする気になったか?」
ツカサは再び顎に手を当て、沈黙した。計算高く、それでいて勝負師としての血が騒いでいる。
「……分かった。引き受けよう」
「や、やった……!」
ハヤトが小さくガッツポーズを作る。
だが、ツカサの冷ややかな一言が、彼の喜びを凍りつかせた。
「ただし。ゲームはこちらが用意したルールで行う。文句はないな?」
「……うん。わかった」
ハヤトは覚悟を決めたように頷き、隣のリョウを見た。
リョウは満足げに、挑戦者の顔になったハヤトを見つめている。
「悪くない顔だ、ハヤト」
「……僕は、天城君に認めてもらいたいんだ。ここで良いところを見せて、本当の友達になりたいから!」
「上手くいくといいがな」
ツカサが冷たく言い放ち、席を立った。
部屋の奥、重厚な木製デスクの引き出しから、全く同じ柄のタロットカードの箱を4つ取り出す。
「よくもまあ、予備をそんなに持っているな」
「このカードが一番俺の手に馴染む。予備がないと落ち着かないタチでね」
再び椅子に腰掛けたツカサは、机の上に散らばったカードを流れるような手つきで集めると、新品の箱から「大アルカナ」だけを抜き出していく。
「俺はタロットが好きだ。……ゆえに、俺が用意するゲームもまた、このカードに纏わるものだ」
カードを弄ぶツカサの指先は、まるで魔法使いのように滑らかで、ハヤトの心に再び不安が兆す。
「いいか。俺たちが今から行うのは、運命と直感の共鳴――」
ツカサがカードを裏向きに扇状に広げる。
「――『アルカナ・レゾナンス』だ」
オカルト研究部部室
「『アルカナ・レゾナンス』――。ルールは至ってシンプルだ。トランプで言うところの『神経衰弱』だと思えばいい」
ツカサはそう言いながら、手際よくカードを裏返したまま碁盤目状に並べていく。
その指先の動きは精密機械のように正確で、カードの間隔は1ミリの狂いもなく均等に整えられた。
「神経衰弱ってことは……同じ絵柄のペアを揃えていく、っていうことだよね?」
ハヤトの確認に、ツカサは無機質な頷きを返す。
「そうだ。だが、ただの子供遊びだと思うなよ」
ツカサは説明のために、特定のカードを二枚、表に返した。描かれているのは『魔術師』。
「こうして絵柄を揃えれば、そのカードは自分の手札(スコア)になる。ここまでは基本だ」
「ルール自体は単純明快だな。誰にでも門戸が開かれている」
リョウが横から興味深げに呟く。
「ああ。だがこのゲームの本質は、枚数を稼ぐことじゃない」
「ほう、と言うと?」
「大アルカナにはそれぞれ固有の番号が振られている。最終的な勝敗を決めるのは『獲得したカードの数字の合計値』だ。……例えば、この『魔術師』は1番。つまり、揃えても1点にしかならない」
「えっ……。じゃあ、苦労して揃えても、たったの1点分にしかならないの?」
ハヤトが不安そうに身を乗り出す。
「そうだ。点数の低いカードばかりを集めても、高得点のペア一枚で逆転される可能性がある。そして……ここからがこのゲームの残酷なところだ」
ツカサは芝居がかった手つきで、不吉な鎌を振るう『死神』と、黄金の輪に包まれた『世界』のカードを指し示した。
「手番で『死神』を引いた場合、ペアを揃えられれば問題はない。だが、得点は13点ではなく『0』扱いだ」
「……0点」
ハヤトがごくりと唾を飲み込み、その言葉を反芻する。
「そして、揃えられなかった場合だが――」
ツカサはわざとらしく間を置いてから、冷酷に告げた。
「4ターンの間、完全に行動不能となる」
「な、何だって!? 4ターンも!?」
絶句するハヤトとは対照的に、リョウは愉快そうに感嘆の声を漏らした。
「なるほどな。面白い制約じゃないか。一歩間違えれば、そのまま詰みかねない」
「『死神』は、絶対に引いてはいけないジョーカーのようなものですね……」
震える声で言うハヤトを余所に、ツカサは対極にあるカードを叩いた。
「その通りだ。逆にこの『世界』のカード……これだけは、4枚すべてを揃えた瞬間、点差に関係なく『完全勝利』とする」
「逆転の芽も残されているわけか。実にギャンブル性が高い」
リョウが感心したように頷く。
「そして、最後にもう一枚」
ツカサは『愚者』のカードを鮮やかにめくってみせた。
「このカードを揃えたら、盤面のシャッフルだ」
そう言うが早いか、ツカサは卓上に並んでいたカードを一寸の狂いもなく鮮やかに回収し、再び鋭い音を立ててシャッフルを始めた。
「ハヤト。ルールを聞いた上で、心変わりはないか? 逃げるなら今のうちだぞ」
リョウの問いかけに、ハヤトの指先が微かに震える。
しかし、彼は膝の上で拳を強く握り込み、弾かれたように顔を上げた。
「……ううん。神経衰弱なら、得意なんだ。やってみるよ。僕だって、天城君に認めてもらいたいから!」
「なら、決まりだ」
「でも、天城君。ルールをもう一度だけ確認させてほしい」
「ああ、構わないぞ」
リョウが促すと、ハヤトは自分に言い聞かせるように、ツカサの説明を復唱し始めた。
その傍らで、ツカサの指先が魔法のように動き、再びカードを完璧な碁盤目状へと並べていく。
「取った枚数ではなく、カードの得点が高い方が勝ち。
『死神』には細心の注意を払うこと。
『世界』を4枚集めれば完全勝利。
そして『愚者』は盤面シャッフル……」
「ああ、相違ない」
リョウの確認が終わると同時に、最後の一枚が卓上に置かれた。
「とっとと始めるとしよう。宇田川……俺の実力と素人の差、その身に刻んでやる」
ツカサの瞳から温度が消え、冷徹な勝負師の目がハヤトを射抜いた。
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